姉妹地区ガバナー挨拶

国際ロータリー第3660地区ガバナー

梁   承 烈

 常々尊敬してやまない国際ロータリー会長代理中島治一郎及びご夫人そして作左部貢ガバナー並びに内外からの来賓の皆様そしてロータリアンの皆様、この度は国際ロータリー第2540地区の地区大会に際し、作左部ガバナーのご招待にあずかり、かくも盛大な大会に参加することが出来ましたことを、ひとえにガバナー並びに貴地区ロータリアン会員ご一同様のご後援の賜と信じる次第でございます。

 菊の香り高く、秋の実り豊かなこの季節に、由緒深い日本東北の町本荘市での地区大会場でご挨拶を述べさせていただくことは、私の生涯に於いて最も記念すべき日であり、長く心に刻まれることであります。

 かくも盛大な国際ロータリー第2540地区大会の席上で国際ロータリー第3660地区4,000人余りのロータリアンを代表しまして、不肖、所感の一端を述べさせていただきます。

 ご承知の通り、我々両地区は、1974年以来今日に至るまで23年間姉妹クラブの絆を固めて参りました。相互交流は勿論のこと、青少年育成のために努力して参りまして、両国間の理解を深め、友情を暖め、私達の世代だけでなく次の世代に引き継がれ、その根をより深く広く這わせるためにお互いのふれあいを活発にして参りました。特に貴地区と2830地区との共同で行われるインターアクトの翼の交流は本当に目覚ましいものなのであります。今後とも継続して下さるよう御願い致します。又地区レベルでもクラブレベルでも、WCS事業とメッツグランド事業等人道主義に則った事業を拡大して行くならば、私はこれこそロータリー精神に忠実な模範的地区関係に貢献することが出来るものと信じる次第であります。

 誇り高き2540地区の皆様、今年度RI会長が掲げられました[Show Rotary Cares」は我々心からの奉仕を今一度蘇さています。我々が属する地域社会では勿論、国家社会、ひいては国際的グローバルな共同関心事に関しても積極的に奉仕の精神を発揮するようにしております。戦乱、洪水、旱魃等で飢餓と失業に苦しむ人々、人の見ていないところで汗を流している下積みの人々、謂われない差別で反社会的傾向に走る人々、犯罪に引き込まれ麻薬の誘惑の虜になりやすい感受性の高い青少年達の善導に情熱を注ぎましょう。

 ロータリアンの皆様と一体勢の日韓両国は、近隣友好親善の根本精神に基づき、相互理解、信頼と寛容、そして崇高な奉仕の理念の下で、ロータリアンとしての義務を果たしましょう。

 これこそ人類社会をより以上に住み良い楽園に仕立てるロータリー精神と信じ、一層奮発しようではありませんか。

 最後に貴地区のご発展と本大会の成功と、作左部ガバナーを始め、皆様のご健康と並びにご幸運をお祈りいたします。

目次へ戻る
HPへ戻る


登録委員会報告

パストガバナー

黒 澤 正 雄

 今功夫、須藤益弘、御両名の分区代理と委員会を開催し、集計した結果をご報告申し上げます。

 地区内参加クラブ数   43クラブ   地区外参加クラブ数    21クラブ

 登録地区内会員数   639名    登録地区外会員数     18名

 登録女性会員数      8名     会員家族数        22名

 ご招待者数        2名     青少年交換学生(派遣学生) 6名

 青少年交換学生(来日学生)3名     ロータリー財団奨学生    1名

 米山記念学生       4名     インターアクト      11名

 ローターアクト      5名     ゲスト           1名

 報道関係者        2名     事務局          15名

 登録総数       821名                    以上でございます。


資格審査委員会報告

パストガバナー

渡 部 美 種

 昨日ホテルアイリスに於きまして、三富義治分区代理、金子修分区代理の3名で委員会を開催いたしました。

 本委員会は本会議で決議を必要とする場合、各クラブより選出した選挙人の資格を審査する委員会であります。

 半期人頭分担支払時、1997年4月1日現在のクラブ数が43クラブで、会員数1860名であります。この結果、RI細則第15条地区1号0501の規定により、各クラブより選出された選挙人は、74名であります。

 各クラブより提出された信任状を慎重に審査しました結果、選挙人は全て適格者と認めましたので、ご報告申し上げます。

目次へ戻る
HPへ戻る


来訪交換留学生及び帰国交換学生紹介

青少年交換委員長

花 田 雅 寧

 青少年交換委員を7月から大役を仰せつかりました。私は英語も話せませんが、努力をしてこの大役を果たしたいと思っております。

  来訪学生

   Anna Mckinney Miller(アメリカ)       大館桂高校    大館北RC

   Brett Thornton(オーストラリア)       秋田南高校    秋田東RC

   Emmett Blair Austin(アメリカ)       花輪高校     花輪RC

  派遣学生

   佐々木   愛               大曲高校     大曲RC

   佐々木 輝 久               西目高校     本荘RC

   藤 原 加奈子               湯沢商工高校    湯沢南RC 

   八 塩 香 苗               湯沢高校     湯沢南RC

  帰国学生

   駒 野 亜 希         アメリカ  秋田高校     湯沢RC

   鈴 木 洋 子           〃    能代市立商業高校 能代RC

  来訪学生挨拶

Emmett Blair Austin

 おはようございます。僕はアメリカ人です。8月に来ました。秋田良いところです。私大好きです。私の学校は花輪高校です。花輪高校が好きです。友達が出来ました。私は剣道をやっております。これから日本語を頑張りたいと思います。どうも有り難うございました。

Anna Mckinney Miller

 おはようございます。私は大館市に住んでおります。私は8月21日に大館に来ました。桂高校に行っております。大館はきれいな町で住むのを楽しんでおります。私は日本語を学び日本文化や伝統文化について勉強したいのです。

 日本の生活のことを文章に書きたいと思います。有り難うございました。

                         

Brett Thornton

 私はオーストラリア人です。私のスポンサークラブは秋田東ロータリークラブで学校は秋田南高校です。今秋田は楽しいです。先月僕は修学旅行に行きました。今月僕のお父さん東京に行きます。私は秋田弁の勉強を一生懸命しております。

 角館の地区大会で私は秋田弁で話をしました。私の父さんから楽しい日本語の勉強もしなさいと言われたので、今日のスピーチは正しい日本語です。

 せえばね、私のスピーチを始めます。日本にしばらく居りますがまだ日本の素晴らしさを知りません。日本の遺跡や素晴らしさは戦争で敗れても、素晴らしく立ち上がってきました。これまでの築き上げてきたものを今の若い人達は理解していません。

 日本を愛するよりも、むしろアメリカを好んでいるような気がします。日本の若者達は自由があれが責任も当然あると言うことを理解していません。何を考えようと一人立ち出来ません。日本の文化はお互いに学び合い、頼り合っているのです。責任という柱を立てなければ、日本の社会という建物は壊れてしまうでしょう。僕は日本の教育はそんなに好きではありません。それはあまりに固定させ過ぎて、考えさせることをしないからです。

 しかし、日本の若者は今の日本をしっかり守っていかなければならないのです。

 私は、この国の将来が不安でなりません。有り難うございました。

目次へ戻る
HPへ戻る


RI財団奨学生・学友紹介

RI財団奨学・学友委員長

那 波 伊四郎

 地区大会のプログラムには、RI財団奨学生の紹介と共に、学友の紹介ということになっておりますが、現在48人の学友がおりますが、殆どが県外に在住しておりますので今日は一人も参加をしておりません。従って奨学生のみを紹介いたします。

 2540地区は先程中島会長代理からもご指摘がありましたが、一人当たりロータリー財団の皆様から頂いている寄付額が80$、会員数が約1900人約15万$になります。そのうちの60%の約9万$1000万円が地区で自由に使えるお金であります。ロータリー財団のプログラムは教育的なプログラムと人道的なプログラムと文化的なプログラムの三つがありますが、この地区では教育的プログラムに殆どのお金を使わせていただいております。その教育的プログラムには、いろいろなものがありますが、国際親善奨学金の中で当地区では1学年国際親善奨学生1名、アラスカの大学に8月出発を致しました。これから紹介いたします非ロータリー国の学生1名に奨学金を与えております。

 ご承知のように、この国際親善奨学金はこれまではロータリーのある国の学生に奨学金を与えておりましたが、1995年から新たにロータリーの無い国、中華人民共和国、サウジアラビア、イラン、イラク、クェートとか約30数カ国の奨学生に奨学金を寄贈する制度が出来まして、従来ですとこれらの国の人々、特にアジア学生には米山記念奨学金制度というものがありましたが、ロータリー財団からもこの奨学金を支給することが出来たわけであります。今からご紹介する周英さんは当地区の1号の学生でありまして、昨年と今年2年間に亘って総額2万2千$の奨学金を支給することになりました。現在秋田大学の鉱山学部のシステム工学科で勉強している非常に優秀な学生さんであります。ご紹介いたします。

  財団奨学生挨拶

    周  英

 皆さんこんにちは、私は昨年から国際ロータリー財団の2年生の奨学生になって、ロータリー地区年次大会に参加するのはこれで2回目です。93年来日から4年半になりました。日本は中国と似ているところが多いので、日本の進歩、社会秩序の良さには驚きましたが、生活面の慣れないところは殆どありませんでした。食べ物は刺身が大好物になってしまい、納豆も平気で食べられます。

 秋田の温かい人情の中で日本の生活も楽しく体験しています。今私は秋田大学鉱山学部電子電気工学科の博士後期課程3年生で液晶に関する勉強をしております。液晶ディスプレイは薄型低消費電力という特徴があって腕時計、電卓から今のワープロ、パソコン等を手掛けてきました。

 液晶ディスプレイは日常生活に関わりがあり、無くてはならないものであります。これからは大画面化、高画質化が進展し、大画面テレビ、壁掛け型テレビも実用化するものになります。

 私は世界一の生産、研究能力を持つ日本で液晶関係の勉強研究が出来るのはとても運が良かったと思います。またそれは学校の先生の指導以外にこの奨学金があればこそ研究に集中できましたし、このような結果が得られたと思います。

 ロータリーの皆様には心から感謝いたします。これからもこの道で頑張りますのでよろしくお願い致します。

 どうもありがとうございました。


目次へ戻る
HPへ戻る