6.いじめ
いじめを防ぐ
いじめない・いじめられない子どもを育てる
「中学のつまずき(とまどい・のらないなど)」は意外に多くあります。新入生と思春 期を一緒に体験しなければならないからです。
「中学生だから・・」と突き放すのは禁物です。「いろいろな不安」が言える心の扉は いつも開かれ、通じ合っていなければなりません。
いじめは見えないところで起きています。
いじめの実際 ・嫌がることをする 嫌みを言う
・あざわらう 無視する
・仲間はずれにする
・つねる たたく ける
・お金や物をおどしとる
・盗品を買わせる
「いじめられ信号」 ・顔色が悪くなる ため息をつく
|| ・イライラする 反抗する
変化が「信号」 ・食欲不振・不眠・腹痛などが見られる
・金づかいが荒くなる
・体に傷つけて帰る
・学校に行きたがらなくなる
「なぜか」と考え ・例えば、「ため息をつくのはどうして?」
「なぜか」に配慮する・例えば「反抗」をすぐ怒らない
時には「いじめ」について家族で話し合っていますか。わたしたちは、子どもの気持ち を大事にし心を傷めない気配りをしているでしょうか。
すぐ相談を ・担任の先生に相談しましょう
まず、いじめを疑い ・いじめ相談専門機関に相談しましょう
「安心の保証」を ・なにはさておいても、「子どもの不安な気持ちを思いやり」な ぐさめましょう
「大丈夫だよ」
「力を合わせて切り抜けようね」
すぐかばう 助ける ・いじめグループから離す工夫をしましょう
すぐ保護する ・例 みんなの前で擬罰を与える「今週は〜時まで残りなさい」
いじめを越える「勇気」と「工夫」と「協力」
知恵をしぼり、力を合わせ「いじめ」を越えた人はいっぱいいます。
共感し、感動的体験をすることはいじめを予防します。
生命の尊さを、
人間ひとり一人の尊さを、
素直に自分らしさを出し合えることを
希望や生きがいを話し合って、ともに進むことを。